
Spirocore(スピロコア)はウィーンにあるThomastik Infeld(トマスティックインフェルト)から発売されているG,C線の定番弦です!
この弦は、昔からチェロのG,C線の定番弦で、次々に新作弦が出ている今もなお低弦にスピロコアを選ぶ人はまだまだ多いです。芯を捉えたような音で、とにかく音量があります。
クロム巻き、シルバー巻き、タングステン巻きの3種類がありますが、僕はタングステン巻きを使っていました。
スピロコアのタングステン巻きはおそらく今発売されているG,C線の中で最も音量があり、張ってから1年くらいは音量に困らない長寿命な弦です。
僕はオケと協奏曲を共演するときは音量を出すためにこの弦を使っています。周りのチェリストもタングステン巻きの方が多いです。
ただ、タングステン巻き特有の音が苦手な方はクロム巻きやシルバー巻きを選んでも良いでしょう^^
欠点は張った直後の音があまりにもギラギラしていて、弦が落ち着くまで1週間以上かかることです。張り替えてからしばらくは金属的な音に悩むことになるかもしれません。